2010年06月26日

分かりやすい話し方

あることを英語で説明しようとした時、唐突に始め過ぎて、相手になかなか分かってもらえなかった、という経験はありませんか?昨日の浮世絵の授業を例にしてみます。

「多色刷りの技法が鈴木春信によって開発された」
(『日本文化を英語で紹介する事典』ナツメ社より)

という内容を外国人に説明するとして、
'Suzuki Harunobu developed the technique of printing with colors.' と英訳するとします。・・・が、'Suzuki Harunobu’という固有名詞がいきなり出てきて、聞いている外国人は、'Su... what? who?' と聞き返すことになります。慣れない日本語の固有名詞は、日本人でさえよく聞き取れません。
そこでよくやるのが、
'There was an Ukiyoe artist called Suzuki Harunobu. He developed the technique of printing with colors.' ・・という風に、最初にこれから説明する人や物が何なのかの大まかな紹介をまずは行う、という方法があります。これは英語に限らず日本語でも同じで、分かりやすい話し方のコツでもあります。たとえ'Suzuki Harunobu'という固有名詞がよく聞き取れなくても、'an Ukiyoe artist'だということさえ分かれば、聞き手はそれほど不安になりません(よほど春信の名前を覚えたい人以外は)。

自分ペースで説明するのではなく、どういう言い方をしたら聞き手にとって分かりやすいか?を考えて話す。相手が知りたい情報は何か?を意識して話す。コンテンツも大切ですが、段取りやニーズをつかむことも同じくらい大切だと思います。



posted by しゅ at 23:45| 東京 ☔| Comment(0) | コミュニケーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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